米国高配当ETFの比較|VYM・HDVではなく「SPYD」を軸に選んだエンジニアの「100点を目指さない」投資哲学

高配当ETFの正解がわからないあなたへ。

「米国高配当株を始めたいけど、結局どれが良いの?」

「リベ大ではVYMが推奨されているけど、SPYDの配当利回りも捨てがたい……」

そんな悩み、ありませんか?

かつてお金の初心者だった私も、全く同じところでぐるぐると悩んでいました。しかし、試行錯誤の末に私がポートフォリオの軸の一つに据えたのは、「SPYD」です。

今回は、100点満点の正解を求めず、あえてSPYDを選んだ「納得の理由」をお話ししますね。本記事を読めば、各ETFの具体的な違いがスッキリ理解でき、あなたに合った一株が見つかるはずです。

目次

お金にまつわる「5つの力」と高配当株投資

リベ大では、経済的自由を手に入れるために必要な「5つの力」を提唱しています。

  • 貯める力:固定費や生活費を最適化し、投資の種銭を作る
  • 稼ぐ力:副業や転職で本業以外の収入源を育てる
  • 増やす力:貯めた資産を投資に回し、不労所得の「実」を育てる
  • 守る力:詐欺や不要なリスクから資産を守る
  • 使う力:人生を豊かにするためにお金を心地よく使う

今回の主役である「米国高配当株投資」は、まさに「増やす力」に直結するアクションです。資産をただ貯め込むだけでなく、今と未来の生活を豊かにするキャッシュフロー(現金)を作るための強力なエンジンになります。

王道3種(VYM・HDV・SPYD)の徹底比較

米国高配当株を語る上で外せないのが、VYM、HDV、SPYDの「王道3大ETF」です。それぞれの特徴や強み・弱みを細かく見ていきましょう。

1. VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)

  • 特徴:米国市場の平均以上の配当を出す「約400銘柄」に広く分散投資するETFです。時価総額加重平均(企業規模が大きいほど投資割合が増える仕組み)を採用しています。
  • 主要セクター:金融、ヘルスケア、生活必需品、工業などが上位を占め、特定の業界に依存しない圧倒的なバランスの良さが強みです。
  • メリット:企業自体の成長も期待できるため、将来的な「増配(配当金が増えること)」と「株価上昇」の両取りを狙えるバランス型です。
  • デメリット:王道3種の中では、直近の配当利回りが相対的に最も低くなります(目安:2.5%〜3%前後)。

2. HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)

  • 特徴:財務が極めて健全であり、かつ配当利回りが高い「約75銘柄」を厳選して構成されています。
  • 主要セクター:エネルギーやヘルスケア、生活必需品といった、不況時でも業績が落ち込みにくい「ディフェンシブ(防衛型)」なセクターが約半分を占めるのが特徴です。
  • メリット:財務優良企業ばかりなので、経済危機(ボラティリティが高い局面)でも減配のリスクが低く、守りの投資として定評があります。
  • デメリット:銘柄数が約75とやや絞られているため、エネルギー業界などの動向に全体のパフォーマンスが左右されやすい側面があります。

3. SPYD(SPDR S&P 500 高配当株式 ETF)

  • 特徴:米国を代表する株価指数「S&P500」の採用銘柄の中から、配当利回りが高い「上位80銘柄」を厳選し、それぞれ約1.25%ずつ「均等投資」する仕組みです。
  • 主要セクター:不動産(REIT)、金融、エネルギー、公共事業といった、高利回りですが景気の波を受けやすいセクターが多く含まれます。
  • メリット:王道3種の中で最も「直近の配当利回り」が高くなりやすく(目安:4%〜5%前後)、今受け取れる現金を最大化できます。
  • デメリット:株価自体の値動き(ボラティリティ)が激しく、不景気の局面では一時的に減配や株価下落のダメージを大きく受けるリスクがあります。

3大ETFのスペック早見表

項目VYMHDVSPYD
投資対象約400銘柄約75銘柄約80銘柄
投資方法時価総額加重平均財務健全+配当総額利回り上位+均等投資
直近利回りやや低い(2.5〜3%)中程度(3.5%前後)高い(4〜5%)
特徴・性格成長も狙えるバランス型財務優良なディフェンシブ型キャッシュ最大化のインカム型

私が「あえてSPYD」を軸に選んだ納得の理由

私はこの3種の中で、SPYDを資産運用の軸の一つとしてコツコツ買い増しています。

「100点満点の分散」や「将来の株価成長」を最優先するなら、間違いなくVYMが最適解です。それでも私がSPYDを好む理由は、本業のエンジニアとしての働き方や、家族との生活設計から導き出した「今のキャッシュフロー(現金)の最大化」という目的があったからです。

SPYDを軸に据えた私の判断軸は以下の3点です。

  • 「遠い将来の120点」より「今の生活を潤す80点」:将来の株価上昇を待つよりも、今3ヶ月ごとに振り込まれる分配金が、日々の生活費やちょっとした贅沢の支えになります。
  • 暴落時でもガチホできる心の安心材料:株価が下がって含み損が出たとしても、「利回りが高いから効率よく分配金が再投資に回せる」と思えるため、精神的に動揺せず保有し続けられます。
  • 均等投資という「割り切り」の心地よさ:特定の巨大企業に依存せず、機械的に80銘柄へ均等に分散してくれるシステムが、感情を挟まない投資にぴったりでした。

もちろん、不動産や金融セクターのボラティリティ(値動き)は大きいですが、それを理解した上で「自分が納得してリスクを取れる範囲」で運用しています。

「100点満点」を求めない「実践」が継続のコツ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

資産8,000万円を目前にした今、改めて痛感しているのは、投資に「唯一絶対の正解はない」ということです。

一番大切なのは、誰かの正解をそのまま真似することではなく、「自分が納得して、暴落時でもガチホ(継続保有)できるかどうか」。これに尽きます。

高配当株投資で失敗しないためのステップは、とてもシンプルです。

  • 仕様を理解する:各ETFの銘柄数、セクター、利回りを数字と仕組みで把握する。
  • 100点を目指さない:多少の株価の波はあっても、自分が「心地よい」と思える利回りとキャッシュフローを優先する。
  • まずは「実践」:完璧なタイミングを待つのではなく、まずは1株(少額)から買ってみて、実際に配当金が口座に振り込まれる喜びを肌で体感する。

私のブログ『SHINのリベ大実践記』は、こうした私自身のリアルな試行錯誤と「実践」の記録を綴っています。最初から完璧な投資家なんていません。私も失敗を重ねながら、自分なりの「納得解」を見つけてここまで来ました。

次は、あなたが「納得できる一株」を見つける番です。

その小さな一歩が、数年後のあなたとご家族に「自由」という大きな配当を届けてくれるはずです。

一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう!

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プロフィール

✅属性: 30代、メーカーのR&Dエンジニア。

✅家族 : 妻・子2人の4人家族 |愛知県在住

✅投資 : インデックス×高配当ETF

✅実績 :
 ▶2020年:リベ大に出会い知識ゼロから投資開始
 ▶2026年:資産8,000万円達成
 ▶ 現在:「お金の自由」を追求中

ひとこと:
数年前まで投資に関しては全くの素人でしたが、リベ大に出会い、一歩ずつ行動したことで景色が変わりました。このブログでは、私が歩んできた「ありのままの実践記」を共有します。私の経験を少しでも皆さんの役に立てることが出来たら嬉しいです。一緒に「お金の自由」を目指しましょう!

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