「本当に必要な民間保険って、結局どれだけ入ればいいの?」
「貯蓄型の生命保険は損って聞くけど、解約して掛け捨てにするステップが分からない…」
みなさん、こんにちは!当ブログを運営しているSHINです。
新NISAの普及も手伝って、家計の見直しや資産運用をスタートする方が本当に増えましたよね。実は、私も最初は投資や保険の仕組みがまったく分からず、社会人になったばかりの頃は勧められるがままに高額な保険に入っていた苦い過去があります。
お金の勉強を真剣に重ね、家計改善と投資をコツコツと実践してきた今、確信を持って言える「本当に必要な保険の基準」があります。
一般的に、本当に必要な民間保険は以下の3つだけに絞られると言われています。
- 火災保険
- 対人対物無制限の損害保険(自動車保険など)
- 掛け捨ての死亡保険
「じゃあ、少しずつ貯金や投資信託が増えてきたら、死亡保険もすぐに解約していいの?」と思いますよね。
結論から言うと、我が家はある程度まとまった資産が構築できた今でも、あえて「月15万円の保障が出る掛け捨ての死亡保険(収入保障保険)」を維持しています。
今回は、「保険不要論」に極振りをせず、あえて毎月最低限の掛け捨て保険を残した理由について、我が家のリアルな判断基準と、失敗しない見直しステップを分かりやすく解説します!
そもそも「本当に必要な民間保険」3つの条件とは?
まず大前提として、保険の正しい役割は「起こる確率は低いけれど、もし万が一起きてしまったら個人の貯金では絶対に払いきれない大損失」に備えることです。
この基準に当てはまるのが、先ほどの3つの保険です。
① 火災保険
建物や家財の損害に備えるものです。賃貸の契約時や住宅ローンを組む際、不動産業者に勧められた割高なプランにそのまま入ってしまうケースが多いですが、ネットの保険などを自分で探して見直すだけで、補償を維持したまま固定費を大きく下げられます。
② 損害保険(対人・対物無制限)
車や自転車を運転するなら絶対に外せない保険です。万が一、他人に大怪我をさせてしまった場合の賠償額は数億円にのぼることもあります。これは貯金では払えないため「無制限」で入る必要があります。逆に、小さな傷を直すための「車両保険」は貯金から出せる範囲なので、我が家では不要と判断しています。
③ 掛け捨ての死亡保険
条件は「子どもや自活できない身内(守るべき家族)がいる場合のみ」です。残された家族が生活に困らないよう、一家の大黒柱が加入します。
ママの疑問:なぜ「貯蓄型」ではなく「掛け捨て」一択なのか?
ここで、我が家で実際に保険の見直しについて夫婦で話し合ったときの会話を少しご紹介します。
ママ:「ねえパパ、世の中には『将来お金が戻ってくる貯蓄型保険』もあるじゃない?お金が戻ってこない『掛け捨て』にするのって、なんだかもったいない気がしちゃうんだけど……」
SHIN:「一見お得に見えるよね。でもね、貯蓄型保険を選んでしまうと、『複利の機会損失』という致命的なデメリットが生まれてしまうんだよ」
貯蓄型保険は「保障」と「貯蓄」がセットになっていて便利に思えますが、実はその中身は「高い手数料」が差し引かれており、運用効率が驚くほど悪いです。
もし「保険は保険(掛け捨てで安く抑える)」、「貯蓄は貯蓄(新NISAなどでインデックス投資をする)」と完全に分けて運用した場合、20年後には以下のような驚くほどの差が開きます。
- 貯蓄型保険に毎月数万円を払った場合:20年後の解約返戻金は、ほぼ元本通りか、少し増える程度。
- 掛け捨て(月数千円)+差額をインデックス投資に回した場合:投資の複利効果によって、20年後には貯蓄型保険の返戻金を遥かに凌ぐ大きな資産が手元に構築できる可能性が非常に高い。
お金の世界では「保険と投資を混ぜるな危険」というのが鉄則。浮いたお金を投資に回すことこそが、最も効率よく資産を増やす鍵になります。
ママ:「なるほど!『保険は保険、貯蓄は貯蓄』、きれいに分けた方が結果的にお得になるのね!」
我が家が「月15万円」の掛け捨て死亡保険を残した3つの理由
では、なぜある程度まとまった資産ができた我が家が、未だに「月15万円」の掛け捨て保険を解約せずに残しているのでしょうか。
理由は、以下の3つの守りを強固にするためです。
| 家族に必要な生活費の項目 | カバーする手段(財源) | 役割と安心のポイント |
| ① 住居費(ローンなど) | 団体信用生命保険(団信) | 万が一の際は住宅ローンがゼロに。住む場所は確実に確保されます。 |
| ② 基本の生活費 | 国の「遺族年金」+「既存の資産」 | 公的保障をベースにしつつ、これまでの貯蓄・運用益で生活の土台を支えます。 |
| ③ 教育費・生活のゆとり | 掛け捨て死亡保険(月15万円) | 子どもの進路の選択肢を広げ、暴落時でも「確実に毎月現金が入る」という強い心の支柱に。 |
この組み合わせこそが、我が家のリアルな最適解です。詳しく理由を見ていきましょう。
理由1:教育費と生活費のダブルリスクに備える
我が家には、これから本格的に教育費がかかる子どもが2人います。いくら現状の資産が増えてきていても、万が一のときに生活費と子どもたちの進路(私立進学や留学など)が重なると、既存の資産を取り崩すだけでは将来的に少し心許ない可能性があると考えました。
理由2:「確実に毎月振り込まれる現金」の心の安定
「遺族年金 + 既存資産の運用益」だけでも生活自体は十分に回せるかもしれません。しかし、もし万が一のタイミングと「世界的な株価の大暴落」が重なってしまったらどうでしょうか。残された家族が、目減りしていく投資口座の画面を見ながら生活するのは強い精神的ストレスになります。
そこに、保険から「毎月確実に入ってくる15万円の現金」があるだけで、資産を無理に取り崩す必要がなくなり、精神的なゆとりを保つことができます。
理由3:団信(団体信用生命保険)とのコンビネーション
私は持ち家があり、住宅ローンには団信が付帯しています。万が一の際はローンの支払いがなくなるため、住居費のリスクは消滅します。
つまり、「住まいの確保(団信)」×「生活の現金(保険)」×「将来の教育費(既存の投資資産)」という3層の防御陣を敷いているわけです。
徹底した合理性:なぜ「妻(ママ)」には死亡保険をかけないのか?
見直しの際、ママから「私には生命保険をかけなくていいの?」と聞かれました。私の答えは「不要」です。
冷たく聞こえるかもしれませんが、これも「感情」ではなく「万が一の際の経済的ダメージの大きさ」で判断する合理的な視点です。
万が一、妻に不測の事態があったとしても、私の収入を維持できれば、家族の生活や子どもの進学が経済的に破綻することはありません。そのため、主婦(主夫)の方に高額な死亡保険をかけるのは不要な出費になってしまうケースが多いため、我が家では加入していません。
まとめ:あなたのステージに合わせた「守りの刀」を一本研ぎ澄まそう
保険を見直すための具体的な手順は、以下の3ステップです。
- 住宅ローン(団信)の有無を確認する:住居の心配がなければ、必要な死亡保障額はガクッと下がります。
- 遺族年金を試算する:まずは「公的保障」でカバーされる金額を知るのが先決です。
- 現在の資産額と照らし合わせる:貯金と運用益で足りない「不足分」だけを、最低限の「掛け捨て保険」で補います。
私の場合は、まだ投資の運用益だけで家族の未来すべてをカバーするには少し早いと判断したからこそ、最低限の「月15万円」を掛け捨てで維持し、浮いたお金をすべて投資に回しています。
投資で「攻める」ことも大切ですが、まずは固定費である保険を見直して「守り」を固めることが、資産形成への一番の近道です。
みなさんも、自分の家族のステージに合わせた「最高の1本」に、保険をスリム化してみてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました!
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