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「またニュースで円安って言ってるけど、正直これって自分の生活にどう関係あるんだろう…」
そんなふうに感じている方、多いのではないでしょうか。実は数年前の私も、為替のニュースは「なんとなく怖い話」くらいにしか捉えられていませんでした。
こんにちは、SHINです。
今日は、いま多くのニュースで取り上げられている「歴史的円安」について、家計目線・資産形成目線でやさしく整理してみたいと思います。難しい為替の専門知識は不要です。スマホ1台で、今日から意識できることをお伝えしますね。
40年ぶりの162円台。今、円安で何が起きているのか
2026年に入ってからも、ドル円は160円台から162円台という水準で推移しています。これは1986年以来、約40年ぶりの円安水準だと言われています。
私自身、投資を始めた2020年ごろは1ドル110円前後だったのをよく覚えています。当時から考えると、わずか数年で50円以上も円の価値が下がった計算になります。こうした円安の背景には、日本とアメリカの金利差があります。アメリカの金利が相対的に高い状態が続くと、金利の高いドルにお金が集まりやすくなり、円が売られやすくなる、という構造です。
「円安が続くかどうか」を正確に予測することは、プロでも難しいというのが実情です。だからこそ大切なのは、予測することではなく、今の状況を正しく理解し、家計と資産の両面で備えておくことだと私は考えています。
円安は家計にどう効いてくる?知らないと損する3つの影響
輸入品・食品・エネルギー価格への影響
日本は食料やエネルギーの多くを輸入に頼っています。円安になると、同じ量の輸入品を買うのに、より多くの円が必要になります。スーパーでの買い物や光熱費が、じわじわと重くなっていく感覚がある方も多いはずです。
海外旅行・留学費用の上昇
円安が進むと、海外旅行や子どもの留学にかかる費用も、円換算では割高になります。「以前より海外が遠くなった」と感じるのは、気のせいではありません。
給料は変わらないのに物価だけ上がる「実質目減り」
そして一番見落としがちなのが、給料の額面は変わっていないのに、買えるモノやサービスの量が減っていくという実質的な目減りです。これは、リベ大でいう「貯める力」だけでは対抗しきれない部分でもあります。
まずは、自分の家計の中で円安の影響を受けている支出項目がどこにあるか、一度洗い出してみることをおすすめします。
円安の”恩恵”を受けている人と受けていない人の違い
一方で、同じ円安でも「追い風」として受け止められている人たちがいます。その違いを生んでいるのが、資産をどんな通貨・どんな商品で持っているかという点です。
外貨建て資産(全世界株・米国株)を持っているかどうか
たとえば、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)といったインデックスファンドは、投資先の多くが海外企業です。円安が進むと、同じ海外資産でも「円に換算した金額」は増える方向に働きます。米国の高配当ETFのように、ドル建てで分配金を受け取る商品も同じ理屈で、受け取った分配金を円に替えるタイミングで円安のプラスを受けやすいのが特徴です。
つまり、円安は「円という通貨だけを持つリスク」を教えてくれているとも言えます。
SHIN家の資産公開に見えた円安の追い風
私自身、毎月資産公開の記事を書いていますが(あわせて読みたい:2026年6月の資産公開記事)、資産の伸びの背景には、株価そのものの上昇だけでなく、円安による円換算額の押し上げも影響しています。これは狙って得た恩恵ではなく、結果的にオルカン・S&P500・高配当ETFを淡々と積み立ててきたことが、円安局面での資産防衛にもつながっていた、という話です。
「今から外貨建ての資産を買うのはもう遅いのでは」と感じる方も多いと思います。でも大事なのは、今が高いか安いかを当てることではありません。為替も株価も、短期的にどっちに動くかは誰にも分かりません。だからこそ、毎月同じ金額を機械のように淡々と買い続ける「ドル・コスト平均法」が力を発揮します。
自分の資産が円建てだけなのか、外貨建て資産を含んでいるのか。まずはそこを確認してみるところから始めてみてください。
円安局面でやりがちなNG行動
不安から一気にFXや外貨預金に飛びつく
円安のニュースを見て不安になり、レバレッジをかけたFXや、金利の低い外貨預金に一気に資金を移す、という行動は要注意です。短期的な為替変動は非常に読みにくく、「不安だから」という感情だけで大きな金額を動かすのは、リベ大の教えとは逆方向になってしまいます。
「そろそろ円安は終わる」とタイミングを計ろうとする
「もう少し円高になってから買おう」と待ち構えるのも、実は危険です。プロの為替ディーラーでさえ正確なタイミングを当て続けることはできません。待っている間に、さらに円安が進むケースも十分あり得ます。
正直に言うと、僕も投資を始めたばかりの頃、相場のニュースを見るたびに心臓がバクバクして、積立を止めたくなったことが何度もありました。でも、そこで手を止めずに淡々と続けてきたことが、結果的に今の資産につながっています。円安・円高のニュースに一喜一憂して手を止めることこそ、一番もったいない選択です。
短期的な為替の予想で売買を判断しない、と自分の中で決めておくことが、遠回りに見えて一番の近道です。
SHINが円安でも変えていない3つの基本
オルカン・S&P500への積立を淡々と継続
円安だから増やす、円高だから減らす、といった調整はしていません。毎月決まった金額を、決まった商品に積み立て続ける。これがリベ大の「増やす力」の土台です。我が家はこの積立をベースに、高配当ETFを一部組み合わせるハイブリッド構成にしていますが、どちらも「為替で売買判断を変えない」点は共通しています。
楽天証券でドル・コスト平均法を「機械のように」実行
私自身は楽天証券・楽天カードを使い、毎月の積立設定を一度組んだら基本的にいじりません。ドル・コスト平均法とは、簡単に言えば「機械のように毎月淡々と買い続けること」。感情を挟まないことが、最大のポイントです。証券口座と決済をひとつにまとめておくと、積立設定を見直す手間もほとんどかかりません。
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円安・円高に一喜一憂しない土台づくり
為替は上がることもあれば下がることもあります。大切なのは、どちらに転んでも家計と資産形成が揺らがないような土台を、日頃から作っておくことです。
まとめ|円安は「怖いニュース」ではなく、資産配分を見直すきっかけ
歴史的な円安は、たしかに家計にとって向かい風になる部分があります。ですが同時に、「自分の資産が円だけに偏っていないか」を見直す良いきっかけでもあります。
今日お伝えしたポイントを振り返ると次のとおりです。
- 円安は日米の金利差などを背景にした構造的な動きで、正確な予測は難しい
- 輸入品・旅行費・実質的な購買力など、家計への影響は複数ある
- 外貨建て資産(オルカン・S&P500・高配当ETFなど)を持っているかどうかで、円安への向き合い方が変わる
- 不安からのFXや外貨預金への飛びつき、タイミングを計る行動は避ける
- 淡々とした積立を続けることが、結果的に一番の資産防衛になる
円安のニュースに振り回されず、今日からできる小さな一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
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