ママねえSHIN、ニュースで「食料品の消費税が1%になるかも」って言ってたよね。…でも正直、そんなに家計が助かるイメージがわかなくて。うち、食費けっこうかかってるのに。



いい質問だね。先に結論を言うと、浮くのは「月に数千円」くらい。正直、それだけ聞くと地味だよね(笑)。でも、その数千円を“どう扱うか”で、20年後はけっこう変わるんだ。今日はそのあたりを、我が家の家計の話も交えて正直に話すね。
こんにちは、SHINです。半導体メーカーで働く、どこにでもいる会社員です。妻と子ども2人の4人家族で、毎月の食費に「うっ」となりながら暮らしています。
2026年に入って、「食料品の消費税を下げよう」という話がニュースをにぎわせています。物価高で家計が苦しいいま、これはとてもありがたい話です。でも、コツコツ投資を続けてきた立場から見ると、この“浮くお金”にはもう一つの使い道があると思っています。今日は「貯める力」の視点で、減税を家計の追い風に変える方法を一緒に考えてみましょう。
そもそも「食料品の消費税1%」って、何が決まりそうなの?
まずは事実の整理から。難しい税金の話は最小限にします。
いま、食料品には「軽減税率」が使われていて、税率は8%です(お酒や外食はのぞきます)。ここを大きく下げようというのが今回の話で、2026年6月の時点では、2027年4月から食料品の消費税を8%→1%に引き下げる案が軸になっています。
ただ、ここはとても大事なので正直に書いておきます。これはまだ「検討・調整中」の段階で、確定ではありません。当初は「2年間ゼロ」という案もありましたが、レジのシステム改修などが間に合いやすい「1%」が現実的、という流れになっています。



じゃあ、外食やお酒も安くなるの?



そこは注意でね。いまのところ外食は10%のまま、お酒も対象外の見通しなんだ。だから「スーパーで買う食料品」が中心、とイメージしておくと正確だよ。
まずは「対象になるのは主にスーパーの食料品」という範囲だけ、ざっくり押さえておきましょう。
ウチの場合、結局いくら浮くの?【世帯別シミュレーション】
では本題です。8%が1%になると、食料品にかかる税が7%分だけ軽くなります。ざっくり試算してみましょう(あくまで目安です)。
- 単身(食費 月4万円)→ 月およそ2,800円・年およそ3.4万円
- 夫婦2人(食費 月6万円)→ 月およそ4,200円・年およそ5万円
- 4人家族(食費 月8万円)→ 月およそ5,600円・年およそ6.7万円
我が家は4人家族なので、ざっくり年6〜7万円。…正直、「思ったより小さいな」というのが素直な感想ではないでしょうか。僕も最初に計算したときは「うーん、こんなものか」と思いました。でも、ここで終わらせないのがこのブログのスタンスです。



年6万円かぁ…ありがたいけど、たぶん気づかないうちに使っちゃうやつだ、これ。



そうなんだよ、まさにそこ。浮いたお金って、意識しないと“いつもの生活費”に溶けて消えるんだ。次は、その対策の話をするね。
まずは自分の食費に7%をかけて、「年間いくら浮きそうか」をメモしてみてください。それが今日のスタート地点になります。
その“浮いたお金”、放っておくと静かに消えます(貯める力)
リベ大が教える「5つの力」の一つに「貯める力」があります。これは、ただ我慢して節約することではなく、支出をムダなく最適化して、お金が自然に残る仕組みをつくる力のことです。
減税で浮いた数千円も同じです。財布に紛れたままだと、いつの間にか使ってしまいます。だから僕がおすすめしたいのは、浮いた分を“最初からなかったこと”にして、別の場所によけておくという方法です。
実は僕自身、投資を始める前は「節約して浮いたお金」をなんとなく使ってしまい、まったく貯まらない時期がありました。お金は「残そう」とすると残りませんが、「先によける」と不思議と残るものです。固定費の見直しと組み合わせると、効果はさらに大きくなります。
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浮く想定額を、生活費の口座とは別に“よける”ルールを、今日のうちに一つ決めてしまいましょう。
浮いた数千円を「淡々と積み立て」に回すとどうなる?(増やす力)
よけたお金の置き場所としておすすめなのが、投資の「つみたて」です。ここで「増やす力」の出番です。
たとえば、浮いた分から月5,000円を、全世界株式(オルカン)やS&P500のインデックスファンドに積み立てたとします。年5%で増えると仮定して20年続けると…
- 積み立てた元本:120万円(月5,000円×20年)
- 20年後の評価額:およそ205万円(+約85万円)
もちろん「5%で増えれば」という前提で、元本保証ではありません。値下がりする年もあります。それでも、減税で浮いたお金を“消費して0円”にするのと、“積み立てて育てる”のとでは、20年後にこれだけの差が生まれる可能性があるわけです。
ここで使うのがドル・コスト平均法という考え方。難しく聞こえますが、要は「機械のように、毎月同じ額を淡々と買い続けるだけ」です。高いときは少なく、安いときは多く買えるので、買うタイミングで悩まなくて済みます。



えっ、月5,000円が20年で200万円超えるの!?



あくまで“5%で回れば”の試算だけどね。ポイントは、浮いたお金を消さずに、淡々と積み立てに回すこと。これ、さっきの『貯める力』と『増やす力』の合わせ技なんだ。



でも投資って、まとまったお金がないと無理なんでしょ…?



むしろ逆で、月数千円の“ほったらかし積立”が一番ラクで続くんだ。僕も最初は数千円から始めて、当時は値動きが気になって心臓バクバクだったよ(笑)。今思えば、その小さな一歩が全部の始まりだった。
まずは「月いくらなら気楽に続けられるか」を考えてみましょう。金額は数千円で十分です。
スマホ1台でできる「浮いたお金の置き場所」(新NISA・楽天証券)
「積み立てた方がいいのは分かったけど、難しそう」と感じた方へ。いまは、スマホ1台で完結します。
僕が使っているのは楽天証券です。理由はシンプルで、ふだんの楽天経済圏(楽天市場・楽天カードなど)と地続きで、貯まった楽天ポイントを使って投資(ポイント投資)までできるから。「減税で浮いたお金+ポイント」を、無理なく“投資の種”に変えられます。
そして投資の器として使いたいのが、新NISAの「つみたて投資枠」。ここで得た利益には税金がかかりません。消費税の話から始まって、最後は「投資の利益が非課税」という制度に行き着くのは、なんだか面白いですよね。
はじめ方の手順は、こちらで一つずつ解説しています。まだ口座がない方は、無料の証券口座開設だけ先に済ませておくと、いざというときスムーズです。
【投資】新NISAスタートガイド!「やさしい3ステップ投資術」
注意点:減税は“ありがたいけど、頼り切らない”
最後に、大事なことを正直に。今回の食料品1%案は、期間も中身もまだ流動的です。「いつから」「いつまで」も確定していません。だからこそ、減税のニュースに一喜一憂するより、「物価高に負けない自分の仕組み」を持っておくことのほうが、ずっと心強いと僕は考えています。
そもそも減税の話が出てくるのは、物価高=インフレが続いているからです。現金をただ持っているだけでは、その価値はじわじわと目減りしていきます。減税で浮いたお金を投資に回すことは、このインフレに対する小さな“防御”でもあるんです。
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減税の行方を追うことより、まずは自分の積み立てを止めないこと。これを優先しましょう。
まとめ:浮いた数千円を「未来の自分」に回そう
食料品の消費税1%で浮くのは、4人家族でだいたい年6〜7万円。決して大きな額ではありません。でも、それを消費で“0円”にするか、淡々と積み立てて“未来の自分”に回すかで、20年後の景色は確実に変わります。
減税はゴールではなく、種銭をちょっと増やすきっかけ。「貯める力」でよけて、「増やす力」で育てる。今日はその小さな一歩を、ぜひ踏み出してみてください。
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最後に決めるのは、あなた自身です。投資は自己責任。だからこそ、こうして一緒に学んでいけたら嬉しいです。





